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WriteToCSV

WriteToCSV コンポーネントは、CSV ファイルにデータを書き込みます。
ScreenShot

ポート

WriteToCSV コンポーネントは、既定でコントロール入力、コントロール出力、データ入力、データ出力ポートを公開します。

ポート 説明
Control In 1つ以上のコンポーネントのコントロール出力ポートに接続する必要があります。
Control Out 他のコンポーネントの コントロール入力 ポート、または既定のエンドコンポーネントのコントロール入力 ポートに接続できます。
Data In WriteToCSV コンポーネントは次のデータ入力ポートを公開します。
FilePath(文字列): データが書き込まれるファイルの場所を指定します。
Data: ファイルに書き込むデータ テーブルを指定します。
Delimiter: 各データをコンマで区切るデータ形式の種類。
Append(真偽値): ファイル内の既存のテキストにデータを追加するかどうかを指定します。デフォルトでは、真偽値は「False」です。したがって、既存のデータは上書きされます。新しいデータを追加する場合は、デフォルトのブール値を「True」に変更できます。

プロパティ

WriteToCSVコンポーネントのプロパティを編集するには、Properties セクションでプロパティを変更します。次のプロパティを編集できます。
プロパティ:説明

プロパティ 説明
Search それぞれのプロパティを検索します。
Delay After Execution アクションが実行された後の待機時間(秒単位)を指定します。
Delay Before Execution アクションが実行されるまでの待機時間(秒単位)を指定します。

例を見てみましょう。
ScreenShot
CSVファイルにデータを書き込むには、次の手順を実行します。

  1. Internet Explorerを開き、https://in.finance.yahoo.com/quote/AAPL?p=AAPL を入力します。
  2. 以下に示すようにテーブルを見つけます。
    ScreenShot
  3. ツールボックスで、Actions を展開します。
  4. GetTableコンポーネントをドラッグし、デザインサーフェイスにドロップします。
  5. 抽出するテーブルを選択するには、ScreenShot をクリックします。
    Press “CTRL+SHIFT” for selection というメッセージが表示されます。
  6. Ctrl+Shift キーを押します。
    マウスポインターが十字線になります。
  7. 抽出するWebページのコンテンツを選択します。
    選択したコンテンツがGetTableコンポーネントに表示されます。
  8. 画像を右クリックしてアンカーを設定し、Add Anchor を選択します。
  9. ツールボックスで、Utilitiesを展開し、次にData Writerを展開します。
  10. WriteToCSVコンポーネントをドラッグし、デザインサーフェイスにドロップします。
  11. ファイルに書き込むデータを指定するには、dataボックスをダブルクリックします。
    PORT PROPERTIES ダイアログ ボックスが表示されます。
  12. Read Data From から、Connection(接続)を選択します。

    Note

    ReadDataFromから、Connection(接続) の代わりに、StaticもしくはVariable(変数)を選択することもできます。
    接続または変数データソースの上書きのオプションの詳細については、オーバーライドセクションを参照してください。

  13. OKをクリックします。
    デザインサーフェイスにプロセスフローが表示されます。

  14. ファイルの場所を指定するには、FilePathボックスをダブルクリックし、ファイルパスを入力します。

    Note

    既存のdataとデータ入力ポートのFilePathのどちらも上書きすることができます。
    既存のデータソースを上書きするには、次の手順で行います。

    • データ入力ポートを右クリックします。
    • 上書きをクリックし、データソースを変更します。
      データポートのデータソースの上書きの詳細については、オーバーライド セクションを参照してください。
  15. 追加データ ポートの既定のブール値を上書きするには、[Append] ボックスを右クリックし、次の手順を実行します。

    • Overrideをクリックします。
      PORT PROPERTIESダイアログボックスが表示されます。
    • ReadDataFromから、Static を選択します。

      Note

      ReadDataFromから、Static の代わりに、Connection(接続)もしくはVariable(変数)を選択することもできます。
      接続または変数データソースの上書きのオプションの詳細については、オーバーライドセクションを参照してください。

    • Static Value で、ドロップダウン矢印をクリックし、[False] を選択します。

    • OKをクリックします。
      デザインサーフェイスにプロセスフローが表示されます。
  16. アクティビティで、すべてのコントロールポートを接続します。

  17. ツールバーで、Run をクリックします。
    データは指定したCSVファイルに書き込まれます。