WriteToExcel¶
WriteToExcel
コンポーネントは、Excelファイルにデータを書き込みます。
ポート¶
WriteToExcel
コンポーネントは、既定でコントロール入力、コントロール出力、データ入力、データ出力ポートを公開します。
ポート | 説明 |
---|---|
Control In | 1つ以上のコンポーネントのコントロール出力ポートに接続する必要があります。 |
Control Out | 他のコンポーネントの コントロール入力 ポート、または既定のエンドコンポーネントのコントロール入力 ポートに接続できます。 |
Data In | WriteToExcel コンポーネントは次のデータ入力ポートを公開します。FilePath (文字列): データが書き込まれるファイルの場所を指定します。 SheetName (文字列): データを書き込むシートの名前を指定します。 |
Data | ファイルに書き込むデータ テーブルを指定します。 |
プロパティ¶
WriteToExcel
コンポーネントのプロパティを編集するには、右下のウィンドウで、プロパティを変更します。次のプロパティを編集できます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Search | それぞれのプロパティを検索します。 |
Delay After Execution | アクションが実行された後の待機時間(秒単位)を指定します。 |
Delay Before Execution | アクションが実行されるまでの待機時間(秒単位)を指定します。 |
例¶
例を見てみましょう。
Excelファイルにデータを書き込むには、次の手順を実行します。
- Internet Explorerを開き、https://in.finance.yahoo.com/quote/AAPL?p=AAPL を入力します。
- 以下に示すようにテーブルを見つけます。
- ツールボックスで、
Actions
を展開します。 GetTable
コンポーネントをドラッグし、デザインサーフェイスにドロップします。- 抽出するテーブルを選択するには、
をクリックします。
Press “CTRL+SHIFT” for selection
というメッセージが表示されます。 Ctrl+Shift
キー を押します。
マウスポインターが 十字線になります。- 抽出するWebページのコンテンツを選択します。
選択したコンテンツがGetTable
コンポーネントに表示されます。 - ツールボックスで、
Utilities
を展開し、次にData Writer
を展開します。 WriteToExcel
コンポーネントをドラッグし、デザインサーフェイスにドロップします。- ファイルに書き込むデータを指定するには、データ ボックスをダブルクリックします。
PORT PROPERTIES
ダイアログ ボックスが表示されます。 -
Read Data From
から、'Connection(接続)'を選択します。Note
ReadDataFrom
から、Connection(接続)
の代わりに、Static
もしくはVariable(変数)
を選択することもできます。
接続または変数データソースの上書きのオプションの詳細については、オーバーライドセクションを参照してください。 -
OK
をクリックします。
デザインサーフェイスにプロセスフローが表示されます。 -
ファイルの場所を指定するには、
FilePath
ボックスをダブルクリックし、ファイルパスを入力します。Note
既存の
data
とデータ入力ポートのFilePath
のどちらも上書きすることができます。
既存のデータソースを上書きするには、次の手順で行います。- データ入力ポートを右クリックします。
- 上書きをクリックし、データソースを変更します。
データポートのデータソースの上書きの詳細については、オーバーライド セクションを参照してください。
-
追加データ ポートの既定のブール値を上書きするには、[Append] ボックスを右クリックし、次の手順を実行します。
Override
をクリックします。
PORT PROPERTIES
ダイアログボックスが表示されます。-
ReadDataFrom
から、Static
を選択します。Note
ReadDataFrom
から、Static
の代わりに、Connection(接続)
もしくはVariable(変数)
を選択することもできます。
接続または変数データソースの上書きのオプションの詳細については、オーバーライドセクションを参照してください。 -
Static Value
で、ドロップダウン矢印をクリックし、[False
] を選択します。 OK
をクリックします。
デザインサーフェイスにプロセスフローが表示されます。
-
アクティビティで、すべてのコントロールポートを接続します。
- ツールバーで、
Run
をクリックします。
データは指定したExcelファイルに書き込まれます。